胃カメラについて|大田区 久が原、御嶽山の内科・消化器内科クリニック|松尾医院

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胃カメラについて

胃カメラについて|大田区 久が原、御嶽山の内科・消化器内科クリニック|松尾医院

胃カメラ

胃カメラ

胃カメラとは

胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)とは、口または鼻から細いカメラ(内視鏡)を挿入して、食道・胃・十二指腸の内部を直接観察する検査です。胃の痛み、胸やけ、吐き気、胃もたれなどの原因を調べたり、がんや潰瘍などの病気を早期発見することができます。下記のような方にお勧めします。

  • 胃の痛みや不快感が続いている
  • 胃もたれ、食後の膨満感がよくある
  • みぞおちがチクチク・ズキズキ痛む
  • 胸やけ、酸っぱいものがこみ上げる
  • のどの違和感、つかえ感がある
  • 黒っぽい便が出た(胃からの出血の可能性)
  • 食欲不振や体重減少が気になる
  • 過去に胃潰瘍やピロリ菌感染歴がある
  • ご家族に胃がんの既往がある
  • 健康診断で「要精密検査」と指摘された

胃カメラ・当院の特徴

苦痛の少ない・精度の高い内視鏡検査

当院では、「苦しくない」「見逃さない」内視鏡検査を目指し、最新の設備と技術力で、患者様に安心して受けていただける胃カメラ検査を提供しています。院長は、がん癌研有明病院での経験を経て、消化管の細部まで丁寧・確実に観察する精度の高い検査技術を習得しております。

令和6年度に当院で行った大田区胃がん検診における早期胃がん発見率は2.08%であり、一般的な発見率である0.2~0.3%を大きく上回っております。

  1. 苦痛を軽減する「経鼻内視鏡」に対応

    当院では、鼻から細いスコープを挿入する経鼻内視鏡を導入しています。経口内視鏡に比べて嘔吐反射が起こりにくく、会話も可能なため、検査に不安のある方にも安心してご利用いただけます。

  2. 咽頭部もしっかりと観察(NBI併用)

    当院では、胃カメラ検査の際に咽頭(のど)から丁寧に観察を行っております。必要に応じて、特殊光によるNBI(狭帯域光観察)を併用することで、粘膜の微細な変化も詳しく評価することが可能です。

    院長は、大学病院勤務時代に耳鼻咽喉科の医師と連携し、咽頭がんに対する内視鏡治療にも積極的に取り組んでまいりました。その経験を活かし、検査中もリスクの高い部位を見逃さないよう、きめ細やかな観察を行っています。

    特に、アルコールをよく飲まれる方や喫煙歴のある方は、咽頭がんのリスクが高まることが知られており、NBIを用いた詳細な観察が重要です。当院では、そうしたリスクのある患者様に対しても、安心して検査を受けていただけるよう体制を整えております。

  3. 見落としが生じやすい部位には丁寧な工夫を

    内視鏡検査では、食道胃接合部や胃の大弯部など、病変を見落としやすい部位がいくつかあります。当院では、こうした部位に対しても、声かけや体位の工夫を行いながら、丁寧かつ慎重な観察を心がけています。

    • 食道胃接合部では、患者様に吸気(息を吸う)動作をしていただくことで、視野を確保しやすくし、病変の見逃しを防いでいます。
    • 胃の大弯部は、胃をしっかりと膨らませなければ観察が不十分になりやすい部位です。特に、食道裂孔ヘルニアのある方や、鎮静剤を使用して検査を受けた方では、胃内に送った空気が食道へ抜けやすく、十分に胃が広がらないことがあります。そのような場合には、体位を仰臥位(あおむけ)に変更し、胃の形状を調整することで、視野を確保します。

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