総合内科・小児科|大田区 久が原、御嶽山の内科・消化器内科クリニック|松尾医院

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総合内科・小児科

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疾患について

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気で、無呼吸や低呼吸(呼吸が弱くなる状態)が繰り返されることにより、質の高い睡眠がとれなくなる病気です。

特に多いのは、喉の空気の通り道(上気道)がふさがってしまう閉塞性睡眠時無呼吸です。

「家族からいびきがうるさいと言われる」、「夜中に何度も目が覚める」「日中、強い眠気で集中できない」などの症状があれば睡眠時無呼吸の可能性があります。

また、採血でヘモグロビンが基準値より高め(男性:17g/dL以上、女性:15.5g/dL以上など)の場合は睡眠時無呼吸の可能性があります。これは、SASにより夜間に低酸素状態となった体が、酸素不足を補おうとして、赤血球を増やして酸素を運びやすくする反応を起こすからです。

睡眠時無呼吸で高まる健康リスク

  • 高血圧
  • 心筋梗塞・脳卒中
  • 糖尿病
  • 交通事故や作業ミスのリスク増加
  • 日中の強い眠気、集中力低下、うつ症状

診断と治療について

診断

当院では、問診や簡易検査(ご自宅でできる睡眠検査)を行い、必要に応じて専門の医療機関と連携して詳しい検査(PSG:ポリソムノグラフィー)を行います。

治療
  • 生活習慣の改善(減量・禁酒・睡眠姿勢の工夫など)
  • CPAP療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法):マスクをつけて空気を送り、気道の閉塞を防ぎます
  • マウスピース治療:軽症〜中等症の方に有効

睡眠の質を改善することは、日常生活の質(QOL)を大きく向上させる第一歩です。

帯状疱疹

帯状疱疹とは?

帯状疱疹は、水ぼうそうのウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が原因で起こる病気です。子どもの頃に水ぼうそうにかかった後、ウイルスは体の神経の中に潜んでいます。

加齢や疲労、ストレス、病気などで免疫力が低下すると、ウイルスが再活性化して神経を伝って皮膚に現れます。

主な症状

  • 皮膚の片側に現れる赤い発疹や水ぶくれ
  • ピリピリ・ズキズキとした神経痛のような痛み
  • 発疹の前に違和感やかゆみ、しびれが出ることも

症状は体の左右どちらか一方に帯状に出るのが特徴です。

帯状疱疹後神経痛とは

発疹や水ぶくれは1~2週間で治まりますが、その後に痛みが長く続くことがあり、帯状疱疹後神経痛と呼ばれます。高齢者ほどこの痛みが長引きやすく、何か月、時には何年も続くこともあります。

早期の治療が、重症化や後遺症の予防につながります。

診断

帯状疱疹は、特徴的な皮膚症状と痛みがあるため、視診(見た目)で診断できることが多い病気です。ただし、虫刺されや接触性皮膚炎(かぶれ)や単純ヘルペスや他のウイルス性皮膚疾患との区別が難しい場合もあります。

このように診断が難しい場合、当院では迅速検査キット「デルマクイック®VZV」を使用し、水痘・帯状疱疹ウイルスの有無をその場で確認することが可能です。

治療

帯状疱疹の治療で最も重要なのは、できるだけ早く(発症から72時間以内に)抗ウイルス薬の内服を開始することです。ウイルスの増殖を抑えることで、皮疹の拡大や痛みの悪化を防ぎ、後遺症(帯状疱疹後神経痛)のリスクも低減できます。

重症の場合や、顔面(特に目のまわり)に症状が出た場合は、入院や点滴治療が必要になることがあります。その際は、適切な医療機関をご紹介いたします。

予防

花粉症

花粉症について

花粉症は、スギやヒノキなどの花粉が原因で起こるアレルギー性鼻炎です。主な症状は以下の通りです

  • くしゃみ・鼻水・鼻づまり
  • 目のかゆみ・充血・涙目
  • のどの違和感、肌荒れ、倦怠感など

毎年決まった時期に症状が出る方は、花粉症の可能性があります。花粉の飛散が本格化する前からの治療が効果的です。ご希望があれば原因となる花粉の特定のために採血検査も行っております。

当院では、症状に合わせて内服薬・点鼻薬・点眼薬・眼瞼クリームなどを組み合わせて治療を行います。

※当院では舌下免疫療法は行っておりません。

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