
総合内科・小児科
総合内科・小児科
私は消化器の専門医であると同時に、常に「内科医としての視点」を大切にしながら診療にあたっています。
日本内科学会認定の総合内科専門医として、急な体調不良から慢性的な症状、さらには複数の疾患を抱える患者様に対しても、幅広く対応しています。病気を総合的に捉え、的確な診断と治療、継続的な管理を行うことで、質の高い医療の提供を心がけています。
また、処方内容をなるべく少なくシンプルにすることを常に心掛けております。
受診前日まで37.5℃以上の発熱があった方は、「発熱外来」で対応いたします。 受診前にお電話ください。
「何科を受診すればよいかわからない」といった症状についても、総合内科の立場から丁寧に診察・対応いたします。
内科の病気ではないと考えられる場合や、より詳しい検査(CT・MRIなど)が必要と判断される場合には、地域の信頼できる総合病院や専門医療機関へ適切にご紹介いたします。
総合内科専門医は、日本内科学会が認定する専門資格で、内科全般にわたる知識と診療技術を持ち、患者様一人ひとりを全体として診ることができる内科医です。
こうした特徴を活かして、皆様の「かかりつけ医」として継続的に健康をサポートします。
生活習慣病とは、日々の生活習慣が深く関係して発症する病気の総称です。主に以下のような疾患が含まれます。
これらの病気は、初期の段階では自覚症状がほとんどないため、健康診断で異常を指摘されても受診を先延ばしにしてしまう方が少なくありません。
しかし、適切な治療を受けずに放置すると、動脈硬化(血管が硬く、もろくなる状態)が進行し、血管が詰まったり破れたりするリスクが高まります。その結果、脳で発症すれば「脳卒中」、心臓で発症すれば「心筋梗塞」など、命にかかわる重大な病気につながる可能性があります。
生活習慣病の治療は、食生活や運動習慣の改善が第一歩です。当院では、患者様一人ひとりの生活スタイルに合わせた改善点をアドバイスいたします。まずはご自身でできることから始めていただきます。
数か月後に血液検査を行い、改善が見られた場合はその生活を継続していただきます。もし改善が不十分な場合には、お薬による治療を検討します。
薬物治療が必要な場合でも、できるだけシンプルで負担の少ない処方を心がけています。長期的に安心して続けられる治療を一緒に考えていきましょう。
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気で、無呼吸や低呼吸(呼吸が弱くなる状態)が繰り返されることにより、質の高い睡眠がとれなくなる病気です。
特に多いのは、喉の空気の通り道(上気道)がふさがってしまう閉塞性睡眠時無呼吸です。
「家族からいびきがうるさいと言われる」、「夜中に何度も目が覚める」「日中、強い眠気で集中できない」などの症状があれば睡眠時無呼吸の可能性があります。
また、採血でヘモグロビンが基準値より高め(男性:17g/dL以上、女性:15.5g/dL以上など)の場合は睡眠時無呼吸の可能性があります。これは、SASにより夜間に低酸素状態となった体が、酸素不足を補おうとして、赤血球を増やして酸素を運びやすくする反応を起こすからです。
当院では、問診や簡易検査(ご自宅でできる睡眠検査)を行い、必要に応じて専門の医療機関と連携して詳しい検査(PSG:ポリソムノグラフィー)を行います。
睡眠の質を改善することは、日常生活の質(QOL)を大きく向上させる第一歩です。
帯状疱疹は、水ぼうそうのウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が原因で起こる病気です。子どもの頃に水ぼうそうにかかった後、ウイルスは体の神経の中に潜んでいます。
加齢や疲労、ストレス、病気などで免疫力が低下すると、ウイルスが再活性化して神経を伝って皮膚に現れます。
症状は体の左右どちらか一方に帯状に出るのが特徴です。
発疹や水ぶくれは1~2週間で治まりますが、その後に痛みが長く続くことがあり、帯状疱疹後神経痛と呼ばれます。高齢者ほどこの痛みが長引きやすく、何か月、時には何年も続くこともあります。
早期の治療が、重症化や後遺症の予防につながります。
帯状疱疹は、特徴的な皮膚症状と痛みがあるため、視診(見た目)で診断できることが多い病気です。ただし、虫刺されや接触性皮膚炎(かぶれ)や単純ヘルペスや他のウイルス性皮膚疾患との区別が難しい場合もあります。
このように診断が難しい場合、当院では迅速検査キット「デルマクイック®VZV」を使用し、水痘・帯状疱疹ウイルスの有無をその場で確認することが可能です。
帯状疱疹の治療で最も重要なのは、できるだけ早く(発症から72時間以内に)抗ウイルス薬の内服を開始することです。ウイルスの増殖を抑えることで、皮疹の拡大や痛みの悪化を防ぎ、後遺症(帯状疱疹後神経痛)のリスクも低減できます。
重症の場合や、顔面(特に目のまわり)に症状が出た場合は、入院や点滴治療が必要になることがあります。その際は、適切な医療機関をご紹介いたします。
花粉症は、スギやヒノキなどの花粉が原因で起こるアレルギー性鼻炎です。主な症状は以下の通りです
毎年決まった時期に症状が出る方は、花粉症の可能性があります。花粉の飛散が本格化する前からの治療が効果的です。ご希望があれば原因となる花粉の特定のために採血検査も行っております。
当院では、症状に合わせて内服薬・点鼻薬・点眼薬・眼瞼クリームなどを組み合わせて治療を行います。
※当院では舌下免疫療法は行っておりません。
お子様の発熱、咳、喉の痛み、かぜ症状、頭痛、嘔吐、便秘や下痢、腹痛などを診療いたします。より詳しい検査や高度な医療が必要と判断したら信頼できる専門医療機関や総合病院へご紹介いたします。
予防接種の際には母子手帳、予診票、健康保険証、乳児医療証をご持参ください。
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